横浜を走る、世界が変わる。

横浜マラソン2015
坂本雄次のランニング指南

第1回 自分の身の丈にあったランニングを極める!

みなさん、こんにちは!そろそろ事務局から「参加のご案内」が届き、期待や不安が入り混じっておられることと思います。大会公式サイトのこのページでは、みなさんが本番で最高の走りをできるよう、私のこれまでのランニング指導経験からいろいろアドバイスをさせていただきたいと思います。大会本番まで数回シリーズでお届けします。ラスト1ヵ月のトレーニングや過ごし方などに役立ててください。
第1回目のタイトルにもありますが、みなさんは体力も走力も練習環境もそれぞれです。“自分の身の丈にあったランニング”を極めて、本番までの準備をしてゆきましょう。

記録を目指すランナーの方へ

マラソンを「レース」として位置付けて準備を進めているランナーの皆さん、この時期は、練習を通して「自分のカラダの仕上がりを確かめる」時期といえるでしょう。
仮に、週に3回程度の練習を行っている方の場合は、「走り」に変化をつけてみましょう。例えば、毎練習時の後半3分(距離では700~1000m)程度で、全負荷をかけたランニングを行ってみます。その“スピードの乗り具合”や、“持続具合”などを自身で確認してみることです。また、練習も「毎日やらねばならない」と決めつけず、週に1日は、完全休養日を設けましょう。カラダに休みを与えることで、次の練習に走りやすいカラダづくりができるのです。

初心者・完走を目指すランナーの方へ

初めてのフルマラソン挑戦の方は、“身の丈にあった練習“を行うことが最も大切です。記録をめざす人のトレーニング内容を無理に真似るようとすると、カラダを壊したり、三日坊主でおわったりしてしまいがち。まずは、ランナーに一番必要な「筋持久力」と「基礎筋力」をつけることが大切。いわゆる“走るための土台づくり”といえます。

まずは、次の5つを実践してみましょう。
①一定の負荷(歩幅・ペース)で安定的に走りましょう
②1回の練習は、ゆっくり走りでよいので、最低45~60分は行いましょう
③週に最低3回位の頻度で、練習を習慣化しましょう
④補強につながる筋トレを行い、特に体幹部(背中・腹・尻・脚部)を鍛えましょう
⑤下半身(臀、大腿部前・後面、スネ)を中心に、ストレッチングを丹念におこないましょう

坂本雄次
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